S-LINE AGが大切に想うモダンクラシックポルシェ、それはアナログ最終期のキャラの濃いモデル達でした。

ポルシェの頭脳、ヴァイザッハの開発研究センターで設計され、ツッフェンハウゼンをはじめとする最先端設備の整ったファクトリーで造られ、そして世界中で評価された車。それが今あなたが選ぼうとしているポルシェという芸術です。

今ではモダンクラシックとなった6系7系ポルシェ達からは当時のドイツ・ポルシェAGの誇りと自信がとても伝わってきます。
6系7系はアナログ世代として作られた最後のモデルです、そんな味のあるモダンクラシックポルシェ達をS-LINE AGが一定のクオリティーに大切に仕上げ次のオーナー様に引き継ぐお手伝いをしています。

1997 年、30 年以上に及ぶ改良を繰り返してきた 911 が、車体、エンジンともに全面的な新設計となる初めてのフルモデルチェンジを受けた。996 型が発表された時に最大の注目を集めたのは、それまでトレードマーク的存在の 1 つとされていた空冷エンジンが、欧州をはじめとする世界的な環境問題への対処を主な目的として水冷化されたことである。
可変バルブ機構のバリオカムと吸気管を切り替えるバリオラムを採用したことでパワーアップを実現。冷却力が格段に上がったために、急激に油温が上昇することもなくなりました。
伝統の空冷エンジンを無くしても、さらなるパワーと耐久性を手に入れ、衝突安全性の強化、そして室内寸法の拡大による快適性の向上など、乗用車としての時代の要請に応えた 996。
スーパースポーツでありながらオールマイティーに様々なシーンで楽しめるポルシェとなりました。

• カレラはNA3.6ℓエンジンの２駆
• カレラ４はNA3.6ℓエンジンの４駆
• カレラ４SはNA3.6ℓエンジンの４駆ワイドボディ
• ターボはGT1クランクケースの過給機付き3.6ℓエンジンを積む４駆、ｴｱｰｲﾝﾃｰｸ付きのワイドボディ

2004 年にリリース。TYPE996 をベースに改良が施されたモデル。シャシなどは同一であるが、外観は大きく 996 から変更された。996 型の部品から 80%以上を刷新したとも言われている。
996 型で愛された涙目のヘッドライトを変更され、丸型ヘッドライトが復活した。前期・後期でも内装や外装に変更が施されたモデル。
前期型にはTIP（ティプトロニックS）と呼ばれるトルコン式ATが採用されている。2008 年 6 月にマイナーチェンジが行われ、997.2型にはNA モデルに新設計の直噴型エンジンが搭載され、PDK と呼ばれる 7 速のデュアルクラッチトランスミッションが選択ができるようになった。
エンジンフィール、サスペンション、ステアリングフィール、すべてにおいて車との一体感が強く感じられるS-LINE AGでも “アナログ感を体感できる最後の世代”と考える。

• カレラはNA3.6ℓエンジンの２駆
• カレラSはNA3.8ℓエンジンの２駆
• カレラ４はNA3.6ℓエンジンの４駆、997型からワイドボディ化へ
• カレラ４SはNA3.8ℓエンジンの４駆ワイドボディ
• ターボはGT1クランクケースの過給機付き前期は3.6ℓ、後期は3.8ℓエンジンを積む４駆、ｴｱｰｲﾝﾃｰｸ付きのワイドボディ

1996 年から 2004 年まで製造された初代ポルシェ ボクスター（986）
車名のボクスターは、ボクサーエンジンとロードスターを組み合わせた造語である。９９６同様に初の水冷水平対向エンジンを搭載したモデル。
911 に比べて安価なエントリーモデルとしてリリースされたボクスターだが、最近の評価は５５０スパイダーのDNAを受け継いだ正統進化を遂げたモデルとして人気を集めている。軽量なボディにミッドシップレイアウトで搭載された水平対向 6 気筒エンジンはスポーツカーにとって理想的な重量配分を実現した最もポルシェが作りたかったかたちで、その運動性能は本物のスポーツカーである。
楽しめる２シーターオープンスポーツカーとして大ヒット、多くの人に愛されたモデルです。

• ボクスターは前期型がNA2.5ℓビニールスクリーン、中期型がNA2.7ℓビニールスクリーン、後期型がNA2.7ℓでガラススクリーンとなる。
• ボクスターSは中期型からの生産でNA3.2ℓビニールスクリーン、後期型はNA3.2ℓガラススクリーンとなる。

2004年に発表された第二世代ボクスター
986型からのフルモデルチェンジによりボディ剛性や足回り、内外装が変更に。前期・後期でも内装や外装に変更が施されたモデル。前期後期ともにガラススクリーンを備えたモデルです。
オープンエアで走れば、日常域から運転の楽しみを味わえる。
ステアリング・フィールからペダル・フィールまで一体感に溢れている
低回転からリニアに吹け上がり、高回転まで突き抜けるような回転フィール、軽量かつ高剛性なボディはいつでもスーパースポーツとしての顔を表す。前期型にはTIP（ティプトロニックS）と呼ばれるトルコン式ATが採用されている。2008 年末 にマイナーチェンジが行われ、987.2型には新設計の直噴型エンジンが搭載され、PDK と呼ばれる 7 速のデュアルクラッチトランスミッションが選択ができるようになった。
ルックス、パフォーマンス、所有することの満足感、すべてにおいて期待を大きく上回るポルシェです。

• ボクスター前期型NA2.7ℓトランスミッションはTIP・5MT・6MTが選択された、後期型はNA直噴2.9ℓトランスミッションは７速PDK、6MTが選択された
• ボクスターS前期型NA3.4ℓトランスミッションはTIP・6MT、後期型NA3.4ℓトランスミッションはPDK・6MT
• スパイダーはボクスターSベースのNA3.4ℓエンジンにチューニングを施されさらに軽量化を与えられたモデル　PDK・6MT

987.2ボクスタースパイダー

ケイマンRと同様にこの年代の頂点に君臨するモデル。

1953年にスポーツカーでは無くレーシングカーとして誕生した550Spyderを先代とする特別なモデル。
911のRRとは違いミッドシップレイアウトで重量配分されケイマンR同様に徹底的に軽量化を施されたモデルです。専用設計されたスポーツサスペンションに軽量アルミ製ドア、インナーハンドルはベルト化されレーシーな雰囲気をかもしだしている。そんな生粋のレーシングカーである550Spyderの魂を受け継ぐ特別な987ボクスタースパイダーの特徴的なリアリッドのシルエットはカレラGTを彷彿とさせマニアの心を揺さぶるデザインとなっている、簡易的なタープの様な構造で出来ているソフトトップもこのスパイダーの特徴。純正ではカーボンバケットシートが装着され無償オプションでスポーツシートに交換できる仕様だった。同様にエアコンやオーディオもオプション選択というレーシングカーのようなかなり極端なリリースをされました。

• 987.2ボクスタースパイダーはボクスターSベースのNA3.4ℓエンジンにチューニングを施されさらに軽量化を与えられたモデル　PDK・6MT

オープンカーであるボクスター（987 型）から派生したクーペモデルである。
本来 RR よりも MR の方が、重量配置的に有利になるので、実はケイマンの方が 911 よりも走行能性は高く、911 のラップタイムを上回らないように意図的に性能を制限されるほどでした。
ケイマンはクローズドモデルとして誕生し、強い剛性から曲げ剛性はボクスターの 2 倍に達し、素晴らしい走りを見せる１台になりました。
過去には911 の弟分、入門機ともよばれる時代があったがそんな事は全く無く当然ながら正真正銘のポルシェだ、911とは異なる魅力を持つケイマンだが後にこのケイマンというモデルはロングセラーとなり今でも生産され続けているのがその人気の証と言えるだろう。
軽快感や素直さ、987型の小さく軽いボディと、ミッドシップ本来の優れた重量バランスがもたらすコーナリングの気持ちよさは、911 に勝るとも劣らないポルシェの2シータ－ミドシップスポーツがケイマンだ。

• ケイマン前期型NA2.7ℓトランスミッションはTIP・5MT・6MTが選択された、後期型はNA直噴2.9ℓトランスミッションは７速PDK、6MTが選択された
• ケイマンS前期型NA3.4ℓトランスミッションはTIP・6MT、後期型NA3.4ℓトランスミッションはPDK・6MT
• ケイマンRはケイマンSベースのNA3.4ℓエンジンにチューニングを施されさらに軽量化を与えられたモデル　PDK・6MT

987.2ケイマンR

987スパイダーと同様にこの年代の頂点に君臨するモデル。

JAPAN正規輸入台数は69台と言われていて、内PDK４７台・６MT２２台とかなりの希少モデルです。
特別に開発されたアルミニウム製ドアパネルやカーボン製のフレームを使った軽量バケットシートを採用し、オーディオの廃止つまりオプション化、さらにはエアコンまでもオプション化されています。
アルミ製水平対向6気筒エンジン通称フラット6はケイマンSより10PS高く最高出力330PS/7400RPMを発生させる、そこから得られる利点を生かし軽やかでレーシングカーのような加速を実現しています。
スポーツカー、ポルシェの真髄を味わいたいなら、ケイマン Rや987ボクスタースパイダーはまさに理想的な選択肢です。
ケイマン RのデザインはケイマンRの特別仕様としてヘッドライトリムをブラック、ミラーとケイマンR大型の専用固定リアウィング。専用サスペンションはより短く硬いスプリングを使用し20mmのローダウンを行っている。そしてインテリアでは987スパイダー同様にメーターフードの廃止、この時代のハイエンドモデルの証であるドアオープンインナーハンドルをストラップ化、まるでアスリートのような機能性との見事な融合には舌を巻きます。その優れたパフォーマンス、美しいデザイン、快適なドライビングの体験は、多くのスポーツカー愛好家を魅了してやみません。

• ケイマンRはケイマンSベースのNA3.4ℓエンジンにチューニングを施されさらに軽量化を与えられたモデル　PDK・6MT

NAメッツガーエンジンを搭載した初代GT3を冠する絶対王者

その歴史は限定モデルとして誕生、限定数での生産のため希少価値が高い。

996型GT3は、ポルシェ911シリーズの一部であり、特にパフォーマンスとレーストラックでの走行を重視して設計されています。996型GT3は

• 製造年1999年から2005年
• 車体形式2ドアクーペ
• 駆動方式RR（リアエンジン・リア駆動）エンジンとパフォーマンス
• エンジンタイプ3.6リットル 水平対向6気筒（NA、自然吸気）
• 最高出力約360馬力（996.1 GT3）、後期型では380馬力（996.2 GT3）
• 最大トルク約370Nm

0-100km/h加速約4.5秒（996.1 GT3）、後期型では約4.3秒（996.2 GT3）サスペンションはレース用に調整されたスポーツサスペンションを装備。大径のブレーキディスクと高性能なブレーキシステムを備える。車体重量は 約1350kgとなる。
エアロダイナミクスには大型リアウィングやフロントスポイラーなど、空力特性を向上させるパーツを装備された。インテリアはカーボンバケットシートで最低限の快適装備が標準。専用設計の１８インチの軽量ホイール。その他の特徴ではメッツガーエンジン特有のエンジンサウンドと排気音がとてもレーシーで高回転域が気持ちのいいエンジンです。
996型GT3は、その高いパフォーマンスと卓越したハンドリングで、スポーツカー愛好家やレースファンの間で非常に人気があります。また、このモデルは後に続くGT3シリーズの基礎を築き、ポルシェのレースカー技術が市販車に反映された最初のモデルの一つと言えます。

NAメッツガーエンジンを搭載した初代GT3を冠する絶対王者

その歴史は限定モデルとして誕生、限定数での生産のため希少価値が高い。

996型GT3は、ポルシェ911シリーズの一部であり、特にパフォーマンスとレーストラックでの走行を重視して設計されています。996型GT3は

• 製造年1999年から2005年
• 車体形式2ドアクーペ
• 駆動方式RR（リアエンジン・リア駆動）エンジンとパフォーマンス
• エンジンタイプ3.6リットル 水平対向6気筒（NA、自然吸気）
• 最高出力約360馬力（996.1 GT3）、後期型では380馬力（996.2 GT3）
• 最大トルク約370Nm

NAメッツガーエンジンを搭載した超肉食系マシン

997型GT3は、ポルシェ911シリーズの中でも特に高性能を誇るモデルです。この車はポルシェ996型GT3の後継モデルであり、より洗練されたパフォーマンスと技術を有します。
製造年 2006年から2011年・車体形式2ドアクーペ・駆動方式 RR（リアエンジン・リア駆動）・エンジンタイプ3.6リットル（前期型）、および3.8リットル（後期型）水平対向6気筒（NA、自然吸気）・最高出力初期型で約415馬力、後期型（997.2 GT3）では435馬力
最大トルク約41.3（初期型）、後期型では43.8、0-100km/h加速は前期型で約4.1秒、後期型で約4.0秒・最高速度は前期型で約310km/h、後期型で312km/h
サスペンションはPASMを備えたスポーツサスペンションシステム、車体重量は約1375kgとなる。エアロダイナミクスには大型リアウィング、フロントリップスポイラー等が標準装備。インテリアは軽量バケットシート、アルカンターラの内装、レース志向のシンプルなデザイン、ホイールは19インチの軽量ホイールが装備された。

その他の特徴ではメッツガーエンジン特有のエンジンサウンドとスポーティな排気音。高回転域がとても気持ちがいい。
特別モデルの 997型GT3には、さらに高性能なGT3 RSモデルや世界600台生産のGT3　RS4.0も存在し、軽量化やパフォーマンスの向上が図られている。
997型GT3は、現在でもその卓越したハンドリングとエンジン性能により、サーキット走行と公道でのドライビングの両方で高い評価を受けています。また、ポルシェのモータースポーツ技術が惜しみなく投入されており、熱狂的なファンが存在しプロドライバーにとっても魅力的な一台です。